20年ぶりに、過労死の認定基準が見直しとなりそうです。
現在、過労死を判断する残業時間の基準は、月平均で80時間を超える場合などとされていて「過労死ライン」と呼ばれています。
22日、厚生労働省の検討会で「過労死ライン」を下回る場合でも、休日のない連続勤務や次の勤務までの時間が短い場合など、労働時間以外の負荷が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いとして、これを踏まえた労災判断をすべきとの案が示されました。
検討会では、この案をもとに来月にも提言をまとめたいとしています。(2021年6月22日 テレビ朝日)
※そもそも「過労死」という異常事態があってはならないことなので、早急な提言のまとめとその後の法制化を強く望む。