次世代半導体の生産を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」が、北海道千歳市に工場を建設する方針を固めたことが27日、分かった。小池淳義社長が28日に北海道を訪れ、鈴木直道知事に意向を伝える。ラピダスは2027年の量産開始を目指しており、政府も後押しする次世代半導体の国内製造が具体的に動き出す。
ラピダスは回路線幅が2ナノメートル(ナノは10億分の1)相当と、世界的に量産技術がまだ確立していない半導体の製造を計画している。コンピューターの制御などを担う「ロジック半導体」と呼ばれる製品で、自動車の自動運転や人工知能(AI)への活用を想定。(2023年2月27日 共同通信)
※我国の製造業は、一定の品質のものを量産する技術と新しいものを開発する技術がある。ぜひ2ナノメートル回路の開発と量産を期待する。