最低賃金引き上げの目安を決める厚生労働省の中央最低賃金審議会は26日、2020年度の議論を開始した。
直近では4年連続で約3%の引き上げが続いたが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、景気が急速に悪化。中小企業団体が賃上げの凍結を求める中、政府も慎重姿勢に傾いている。上げ幅の縮小は不可避な情勢だ。(2020年6月27日 時事通信)
 
※早期に全国平均1000円を目指す方針を閣議決定しているものの、現段階では賃上げよりも雇用の確保が重要との判断であろう。