4月5日、総務省が5日発表した2月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は27万1232円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.7%増加した。プラスは3カ月連続。
自動車の購入費や、スマートフォンの利用が拡大している通信料への支出が増えた。
同省は「収入は増加傾向にあり、多くの費目で支出が増えている」(統計調査部)と分析。消費動向の基調判断は「持ち直しの動きが見られる」に据え置いた。
10月の消費税増税前の駆け込み需要の動きは確認できない、という。
(2019年4月5日 時事ドットコムニュース)