厚生労働省は21日、都道府県ごとに決める2020年度の地域別最低賃金について、全国の改定額を公表した。中央最低賃金審議会(厚労相の諮問機関)は7月、「現行水準維持が適当」として引き上げの目安を示さなかったが、40県が1~3円引き上げた。全国平均の時給は現在より1円増の902円となった。10月から順次適用される。(2020年8月21日 共同通信)
 
※最低賃金は中小事業主にとっては諸刃の剣的でもあるが、労働者にとっては重要な数値である。しかし、政府の目標とする1,000円には到底程遠い。