子どもがいながら育児休業を取得していない労働者のうち29.6%が、希望に反して取得できなかったことが連合の意識調査で分かった。取得できた人の中でも40.1%は希望日数より少なく、本人たちが望む取得がままならない現状が浮かび上がった。
取得できなかった理由としては「仕事の代替要員がいない」が44.4%と最も高かった。「収入が減る」が26.5%、「取得できる雰囲気が職場にない」が22.3%で続いた。
調査は10月、未就学児がいる20~59歳の男女500人ずつ計千人を対象に実施した。(2020年11月25日 共同通信)
※新しい働き方のなかで、育児休暇取得は目玉とも言える。企業側も労働者側も積極的取得に動いてほしい。