民間企業の今冬の1人当たりボーナス支給額が前年冬に比べ1.2~3.1%増えるとの予測を、民間シンクタンクなど6社が公表した。新型コロナウイルス禍が和らいで業績が改善したのが要因。冬季としては2年連続でアップし、増加率は前年冬(0.1%増)よりも拡大する見通しだ。
ただ支給額がコロナ流行前の2019年冬を超えるかどうかは見方が分かれ、大企業と中小企業の格差が広がるとの指摘も目立つ。物価上昇が続く中、個人消費が勢いづく効果は限られそうだ。(2022年11月12日 共同通信)
※上場企業の決算予測からも、大企業と中小企業との企業間格差がますます広がっていることが見て取れる。