今年の賃上げの実態調査で1人あたりの平均賃金の引き上げ率は4.1%で、1999年以降、過去最高となりました。
厚生労働省がきょう発表したことしの賃金の引き上げ調査では、月の賃金の平均引き上げ額は、前年より2524円高い1万1961円で、引き上げ率は4.1%となり、同一手法で調査をはじめた1999年以降、過去最高となりました。
また、ことし賃金を引き上げた、または引き上げる予定の企業も91.2%で、前の年よりおよそ2ポイント増え、過去最高となっています。
最低賃金が引き上げられたことや、物価高の動向を見て、賃上げをした企業があったとみられます。(2024年10月28日 フジテレビ)
※今年の集計が出た。企業間の体力の格差はあるものの、この傾向は喜ばしい。次年度以降もしりすぼみにはならない動きを期待したい。