来春卒業予定で就職を希望する大学生の10月1日時点の内定率は前年同期比7.0ポイント減の69.8%で、リーマン・ショック後の2009年のマイナス7.4ポイントに次ぐ下落幅となったことが17日、文部科学、厚生労働両省の調査で分かった。この時期としては5年ぶりに70%を下回り、新型コロナウイルスの影響が鮮明になった。
文理別では、文系が68.7%(7.5ポイント減)で、理系74.5%(4.8ポイント減)より落ち込みが目立った。
厚労省の担当者は「就職説明会が中止になるなど情報収集や相談の機会が減っており、支援に努めたい」としている。(2020年11月17日 共同通信)
※政府の支援は当然早急に必要ではあるが、そろそろ古典的な就職活動そのものを見直す時期に来ているのではないだろうか。見直しのきっかけはやはり企業側にあるだろう。