29日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸し、前日比714円12銭高の2万7568円15銭で取引を終えた。1990年8月以来、約30年4カ月ぶりの高値で、バブル経済期以来の水準を付けた。終値ベースで2万7000円台は約29年9カ月ぶり。米追加経済対策への期待や前日の米株高を支えに買い注文が広がった。
 
新型コロナウイルス流行を受けた経済対策で、世界的に大規模な金融緩和策が講じられ、市場に大量の資金が流れ込んでいることが歴史的な株高の背景にある。(2020年12月29日 共同通信)
 
※先般「家計資産、消費抑制で9月末最高 1901兆円、コロナ自粛などで」と報じられたことに反する動きである。株価と景気の実感とは全く遊離している。