岸田総理は、三重県伊勢市での年頭会見で今年の抱負として「昨年の様々な出来事に思いをはせながらも新たな挑戦をする1年にしたい」と述べました。
 
そのうえで、「経済についても国際秩序についても歴史の分岐点を迎えている」として、「覚悟を持って先送りできない問題への挑戦を続けてまいる」と強調し、具体的には、▼経済の新しい好循環の基盤の起動、▼異次元の少子化対策への挑戦を挙げました。
 
そして、「賃金が毎年伸びる構造を作る」と意欲を示し、「今年の春闘について連合は5%程度の賃上げを求めているが、インフレ率を超える賃上げの実現をお願いしたい」と要請しました。(2023年1月4日 TBSニュース)
 
※インフレ打破のための賃上げは当然必要だが、民間の賃上げだけに依存することなく、税制面での施策も強く望まれる。