内閣府が6月8日発表した今年1月から3月のGDP成長率の改定値は、物価変動を除いた実質で前の期に比べ0.7%のプラスだった。年率の伸びは2.7%。
5月に発表した速報値では年率1.6%のプラス成長だったが、大幅に上方修正された。
 
直近の経済指標を反映した結果、設備投資が数字を押し上げた。
新型コロナの行動制限緩和で外食や旅行などの消費が戻り、自動車の販売も好調だった事から、個人消費が伸びたのが主な要因。(2023年6月8日 FNNプライムオンライン)
 
※この数字だけで景気が回復しているとは言い難い。むしろこれからの4月から6月にかけての変動が重要となる。物価高の影響は大きく、個人消費はさらに落ち込んでいくとおもわれる。