きょう発表された日本のGDP=国内総生産は、去年1年間で0.1%のプラスとなり、4年連続のプラス成長でした。ただ、私たちの根強い「節約意識」が、もう一段の経済成長をはばんでいることも浮き彫りとなっています。
きょう発表された去年1年間のGDPでも「個人消費」の弱さが浮き彫りとなりました。GDPは好調なインバウンドなどを背景に、4年連続でプラス成長となった一方、およそ6割を占める「個人消費」はマイナス0.1%と、コロナ禍以来初めて、4年ぶりにマイナスに転じました。
高い賃上げが期待できる一方、4月にかけては7000品目以上の“値上げラッシュの春”が。日本経済の浮揚に必要な、物価高を超えて賃金が上がる好循環には、まだ時間がかかりそうです。(2025年2月17日 TBSニュース抜粋)
※コロナ禍がようやく一段落したにもかかわらず、あまりの物価高による個人消費の伸び悩みでは、ますます先行きが不透明である。